2016年6月21日
今年の夏至は21日の今日。三重県伊勢市の二見興玉神社では毎年夏至の日に夫婦岩の
前の海に入ってみそぎを行う「夏至祭」を開催。しかし今年は社務所建て替え工事中で境内が狭くなっているため一般参加者の募集は行っていないとのことです。
夏至の日の今日は、地球温暖化防止の為、環境省が提唱する「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」の特別実施日。夜8時から10時までの2時間、全国のライトアップ施設や各家庭の照明の一斉消灯を呼び掛けています。
今日、東京都の舛添要一知事が政治資金流用問題などによる都政混乱の責任を取り辞職しました。と言っても昨日が最後の登庁で、全ての説明、責任を放棄して逃げるように去って行きました。もう政界に戻ることも、マスコミの前に出ることもできないでしょう。また当人にもその気は無いということでしょう。これだけ再起の芽を自ら摘んで去っていったのですから。
明日まで、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で国内最大級のプロ向けフォトビジネスフェア「PHOTONEXT2016」が開催されます。写真館やブライダル専門のカメラマンなどに向け、商品の紹介、実写での撮影体験や、セミナーなどが行われます。
国際オリンピック委員会(IOC)は、スポーツ界関係者を集めた会議「五輪サミット」を開き、組織的なドーピングで国際陸連がロシアのリオ五輪参加をチームとして認めない決定を巡り、潔白と証明できるロシア選手を個人資格で救済する手続きのガイドラインを協議します。
茨城県大子町の下野宮近津神社で、夏至の日に豊作を祈願するお田植祭「中田植(ちゅうだうえ)」が行われます。夏至の日は、昔の田植え時期のほぼ半ばであることから、中田植の名があると言われています。かつては水戸義公(徳川光圀)寄進の神饌田(しんせんでん)に植える習わしであったと伝えられますので、江戸時代前中期にはすでに行われていたものと思われます。田植唄が唄われるなか、早乙女たちが神田に苗を植えつけます。
富山県黒部市の愛本姫社(あいもとひめしゃ)で、黒部川に住む大蛇のもとに嫁いだ美しい娘、お光の伝説を再現した「愛本姫社まつり」が行われます。愛本姫社は、江戸期の浮世絵師池田英泉の書いた「花魁(おいらん)」をご神体としています。この浮世絵はゴッホが模写したことで有名で、毎年お祭り時のみ拝むことができます。お祭りでは伝説に基づいて、大蛇やお光の仮装行列や大蛇の化身の青年とお光の婚礼が行われます。また、お光が伝えたとされる「ちまき」の販売もあります。
日本記者クラブ主催の党首討論会が日本プレスセンターで、また各党党首が日本テレビ「news every」に出演します。政策の違い、目指す方向の違い、具体的な経済対策が浮き彫りになるような発言を期待しています。
【注目の話題】
中国、国連海洋法条約の脱退検討
国連海洋法条約に基づく仲裁手続きで、中国による南シナ海での領有権主張を否定する判断が出された場合、中国政府は対抗措置として条約脱退を検討していると一部周辺国に伝達したとか。つまり脅しですね。こうした強硬姿勢に国際社会は決して屈してはならないと思いますが、では、どこを落とし所にできるのか。孤立に向かう中国を突き放して良いのか。具体的な解決策を関係諸国で探っていかないと、武力衝突という最悪のシナリオが選ばれるのでは?という不安を覚えます。
黒田総裁、慶大生に反論
昨日、日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁は、慶応大学での講演後の質疑応答で、大規模な金融緩和で富裕層の資産価値が膨らむ一方、労働者の賃金は伸びていないと学生から指摘され、「日本で所得格差は拡大していない」と反論したとか。失業者が減って雇用者の総所得が増えた点を強調したようですが、実質賃金が減っていることには触れていないようで、普通の学生が素朴に感じる疑問に、正面から答えない姿勢にも疑問を感じます。
「沖縄は先住民族」勧告の撤回を
昨日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開かれた人権理事会で、沖縄県豊見城市議の宜保安孝(ぎぼ・やすたか)氏が、国連の2つの委員会が日本政府に対して、沖縄の人々を先住民族として承認するよう求めた勧告について、沖縄県民は先住民族としての認識は持っていないと、勧告の撤回を求めました。宜保氏によると、日本のNGOが県民が知らないところで国連に「沖縄の人々を先住民族だ」と報告したことが勧告につながった模様です。何を背景に、そのNGOは何の目的で、そのような行動をとったのか。背後関係が怪しまれます。
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