07年3月28日
首都圏では大型のショッピング・センター(SC)が
次々にオープンしています。地方では既にシネコンなども備えた
大型のSCは珍しくありませんから、地方の人から見れば、
今更こうした施設が話題になるのは可笑しい現象だと思います。
ただ首都圏では、地価が高く成立が難しかったのでしょう。
大型SCのお目見えは、大きな話題を集めています。
その代表格が三井不動産グループが開発・運営するLaLaport。
1981年に船橋で「ららぽーとTOKYO-BAY」を開業して以来、
リニューアルを繰り返しながら、ノウハウをため込んできました。
百貨店という業態が衰退へ向かう中、
安さを売り物にしたスーパーマーケットとは一線を画し、
客単価を上げられる品揃えで、日常のショッピングに利用できる
空間作りに腐心しているところが特徴です。
船橋でスタートさせた事業で培ったノウハウを注ぎ込んで、
既存のスーパーや大型SCでは味わえないワンランク、
ツーランク上を行く空間づくりを行い、昨年から一気に事業を広げています。
流通の変化、未来を見る上で今、最も注目のスポットだと思います。
※昨年9月に開業した「ラゾーナ川崎」、10月に開業した「ららぽーと豊洲」、
そして今月15日に開業した「ららぽーと横浜」
旗艦店となる「ららぽーとTOKYO-BAY」の様子を写真で見られます。
ご覧下さい。
http://www.ichi-ban.co.jp/article/13170897.html