09年5月28日
熱気というか、熱狂というか、バイタリティのようなものが、
画面からも音響面でも、溢れんばかりに湧き続けている映画でした。
六本木ヒルズのTOHOシネマズで観たので
音響も更に増幅されていたかも知れません。
正直言って、うるさいと思う程です。
映像は主人公の子ども達と共に疾走を続け、
過酷な状況から、さらに過酷な状況へと
ノンストップで転がり続けます。
正に映画らしい映画。映画ならではの表現が満載の作品と思います。
物語はドラマチックと言えば、勿論ドラマチックなのですが
かなり悲惨なもので、インドって一体どういう国?
という思いを誰しもが抱いてしまいそうです。
それを救っているのは主人公の子ども達。
実際にスラムで暮らす子ども達から選ばれたそうで、
彼らの明るさ、たくましさが、
暗い状況を吹き飛ばすほどの魅力になっています。
映画がヒットした後、主人公の父親が、アラブ人富豪に扮する記者に
20万ポンド(約2900万円)で養子縁組を持ちかけたと言う話が
後日出てくるなど、映画とシンクロするようなニュースも話題となりました。
このところの映画で気になるのは、
荒唐無稽な物語、例えば、今からの公開作だと
「スター・トレック」「ターミネーター4」「トランスフォーマー/リベンジ」などなど
楽しいと言えば楽しいのですが、たわいないと言えばたわいなく、
そうでなければ「お買いもの中毒な私!」や
ちょっと前の映画なら「セックス・アンド・ザ・シティ」のような
考えてみれば、もうどうでも良いような話ばかりなこと。
(でも、「セックス・アンド・ザ・シティ」なんか、結構面白かったですが、、、)
どうしても社会が豊かになればなるほど、
心を揺さぶるような物語を生み出していくのは
難しいのかも知れません。
わざわざインドのスラム地区を舞台にして
イギリスのダニー・ボイル監督が映画を作ったのも
イギリスやアメリカを舞台にしたのでは
生み出しにくい絶望や希望、熱気の溢れる物語を
求めたからではないでしょうか。
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