07年8月5日
私も実は、クール・ビズ=省エネって
無意識に思っていました。
内閣府がまとめた「クール・ビズに関する特別世論調査」
によると、クールビズの習慣が社会に浸透する一方、
エアコンの温度設定はなかなか上がらない、
結局、節電効果に余りつながっていない実態がわかったそうです。
考えてみれば、詰めの方策が足りなかったのでしょう。
オフィスの、家庭の、エアコンの設定温度を上げましょう。
かなり前から広報されていました。
しかし、人は楽な方、楽な方に向かいますから、
いくら声高に叫んでも効果が出ない。
じゃあ、暑苦しいネクタイ、上着を止めてみたら?
エアコンの設定温度、上げてくれますよね。
そこまでは歓迎され、クール・ビズに合う服なども売れました。
でも、目的は「エアコンの設定温度」だったワケですが、
そこだけは殆ど変わらなかった。。
公共の場所や大企業など、元々協力していた組織から、
他への広がりは少なかったようです。
これって、われわれの集客についても
似たようなことが言える気がします。
さまざまな方法を使って見込客を集めようとしますが、
集まった見込客をいかに顧客にするか。
その仕組みをよく考えておかないと
見込客までは沢山、集められたのに、
ということにもなりかねません。
クール・ビズって何のため始まったの?
なんて笑ってはいられません。
集客とは、見込客を集め、顧客に変える。
という二段階に分かれていることを、肝に銘じねばと
改めて感じた次第です。