07年7月5日
「這い上がれない未来」、、刺激的なタイトルです。
格差が開いた原因をグローバル化と
既得権益を守った結果として生まれた膨大な国の借金であると
言い切っています。
発展途上国には職場と増収を、先進国には空洞化と減収をもたらす
グローバル化は、肯定しようと否定しようと、もう止まるとは思えません。
となれば、求人、採用、賃金、製造、販売、あらゆる事に影響が
生まれます。既に生まれています。
何事もグローバル化を前提に考えなければなりません。
国が、地方が膨らませている借金、一体どうなるのでしょう?
ツケは必ず清算しなければならなくなります。
その時、私たちはどうしたら良いのでしょう?
答えが全て、この本に用意されているワケではありませんが、
未来を考える上では、読んでおきたい一冊だと思います。