07年7月4日
アメリカン・エキスプレスが、ハリソン・グループと
共同で行ったアンケート調査によると、
総所得から所得税を差し引いた可処分所得が
12万5000ドル(約1500万円)以上の家庭の69%が
衝動買いをしたり店員に手厚くもてなされることを追求したりするよりも、
割引を求めて複数の店の価格を比較したり
インターネットをチェックしたりする中産階級的な発想で支出するとか。
また、この調査では5人のうち4人が中流家庭出身だと回答しています。
この結果をどう読むか。微妙に思います。
高額所得者であっても、価格と価値を検討するといった
消費行動の基本はあまり変わらないという見方。
もう一方では3割もの人が、自分の気分やもてなされるなど、
購入する商品とは別の次元で消費行動を決めているという見方。
果たしてどう読み解くことが、儲けのヒントに繋がるのでしょうか?