07年7月5日

 今年観た映画で、ベストと言って良いと思います。

痺れました。
 
 ペドロ・アルモドバル監督の故郷、ラ・マンチャを背景に、
母、娘、孫娘、三代の女性たちの物語です。
 
 ソフィア・ローレンを彷彿とさせる主演ペネロペ・クルスの
美しさは圧巻。台所仕事をするペネロペ・クルスを
真上から撮っているカットがあるのですが、
美しい胸を強調して見せています。
衣装も胸の美しさを余すところ無く引き出しています。
服を着ているからこそ美しさは更に増している。
そのように思えました。
 
 尻が小さいからと、付け尻?もしていたと言いますが判るなあ。
ガ〜ンと張り出した尻がイイというのありますね。
正にソフィアローレンがそうでした。
胸も肩も尻も、ドッと張り出している美しさ。
最近、久しくそういう美しさが忘れられているように思います。
日本だと肉感的なだけではなく優しい曲線が、
求められると思いますが、ペネロペ・クルスの美しさは、
自己主張を全身から発散している美しさと言いましょうか、
自己主張を強烈にしている体だからこそ美しいのだと感じました。
 
 衣装にしても街や風景にしても、あでやかな色彩が印象的です。
ヴィスコンティの映画を彷彿とさせる華があります。
 
 主人公を取り巻く、姉、母、娘、友人、
女性ばかりが次々に登場しますが、
皆、生々しくも精一杯生きている様が、まぶしいくらいです。
比べると数少なく登場する男たちの哀しいまでの生気の無さ。
監督が男だからこそ、ここまで女性を崇め、
男をおとしめることができたのかも知れません。
 
 そこには現代社会への批判もあるように思います。
金が全て、金が第一の暮らしになってしまったけれど、
生きるってどういうこと?
疑問が投げかけられているようにも思いました。
 
 物語は現代でありながら、ラ・マンチャを舞台にすることで、
昔話か夢物語にすら感じさせます。
村中総出の墓掃除、昔ながらのしきたりを守る村の女たち、
ラ・マンチャ州特有の強風、風力発電のプロペラなどなど、
物語をよりドラマチックに演出していました。
 
 映画が一番輝いていた時代に、一気に引き戻されたような感覚を
覚えながらラストシーンを迎えましたが、
スタッフ、キャストのクレジットまでも、
実にオシャレに作られていて、最後の最後まで魅了されました。




 

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