０７年５月２４日
劇団四季のミュージカルです。
JR浜松町駅から海側に徒歩数分で、
四季が建てた劇場に着きました。
ミュージカル公演専用の劇場ですから、
自分たちが使いやすいように設計されているのだと
思いますが、客席もとても見やすく感心しました。
物語は都会から田舎に転校してきた主人公が
いじめに遭いながらも、座敷わらしの励ましで
自らいじめを、乗り越えていくというものです。
子ども向けたメッセージ色の強い話なのですが、
意外にも観客は大人中心だったことに驚かされました。
（勿論、子ども連れの観客も沢山いらっしゃいましたが。。）
多分、劇団四季の熱心なファンが多いのでしょう。
しっかりと会員組織を作り囲い込んでいることが、
成果として現れているのだと思います。
ファンからすると定期的に見に行きたくなってしまうのでしょう。
映画でも、映画館に通い始めるとクセになりますが、
同じようなものだと思います。
しばらく劇場から遠ざかるとお尻の辺りがムズムズしだすのでは
ないでしょうか。劇場のイスに座りたいなぁ！って。
日本ならではのオリジナル・ミュージカルを作ろうという
意気込みが感じられる公演でした。
初演は１９８９年ということです。
舞台のセットが素晴らしく、特に田舎の野山を再現した
セットは、３６０度回転するように出来ていて、
セットを回しながら、その上を子どもたちが駆けめぐる場面の立体感は、
いわば３D舞台というような趣の斬新なものでした。
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