07年5月23日
法案提出は見送られたものの、、
一部の社員を労働時間規制から外す
「ホワイトカラー・エグゼンプション(WE)」、
結局は導入の方向へ向かうのではないでしょうか?
多様化するライフスタイルに、実体が合わなくなってきた面も
確かにあると思います。
同じ場所に集まって同じ時間働くということの必要性は
結果さえ出せば無いはずです。
しかし現状では、出勤し決まったオフィスで何時間働いたかが
収入を決める大きな要素になっています。
子育てがあって、、、家族の介護で、、、
そんな事情にも対応しやすい働き方は、
もっと模索されて良いのだと思います。
一方、猛烈なグローバル化の中で、
このまま日本人に高い賃金を払っていては
競争力がつかないと考える企業は、
成果をきちっと上げる日本人だけを残したいと考える筈です。
成果を上げられない日本人をふるい落とす仕組みが欲しい筈です。
誰でもできる仕事は賃金が安くても働いてくれる人たちにやって欲しい。
その時、国籍を問うでしょうか?
この流れは止まらないのだと思います。
これこそが、グローバル化の正体ではないでしょうか。