07年3月21日
昨年1年間に検挙された訪問販売による悪質リフォーム事件の
被害額が、前年比13.5%増の約252億8953万円に上り、
過去最悪になりました。
1人当たりの被害は約92万円から約54万円に減少したのですが、
被害者数は95.3%増の4万7204人に達し、過去最多です。
高齢者を狙った悪質リフォーム被害が多いのだと思われますが、
こうした現状を見ると、消費者のリフォーム業界への目は、
更に厳しくなっていくでしょう。
ということは、違う目で見ればリフォーム業者にとって
チャンスなのかも知れません。
なぜなら消費者は不安に感じているわけですから、
その不安を払拭できるような営業が出来れば、
受注を増やすチャンスは広がるわけで、
障壁が高くなっている分、他店と競合する可能性は下がってくるワケです。
悪質リフォームの手口を研究した上で、
いかに安心なリフォーム業者か確かめられるような
営業方法へ改めていく。
ピンチをチャンスと切り替えられる絶好の機会と捉えることが
大切なのだと思います。
他にもコラムにはテーマ別に色々な記事が掲載されています。是非、ご覧下さい。