映画「世界最速のインディアン」

07年3月19日
 久しぶりにど真ん中のストレートがズドンっというような映画でした。

 ニュージーランドからアメリカへ渡り、63歳でオートバイの
世界最速記録を打ち立てたバート・マンローの実話です。
愛車のオートバイは40年以上もかけて改良し続けたもの
といいますから驚きです。

 作詞、やなせたかしさんによる「アンパンマン」の歌
「そうだ うれしいんだ  生きる よろこび  たとえ 胸の傷がいたんでも
なんのために 生まれて  なにをして 生きるのか
こたえられない なんて  そんなのは いやだ!
今を生きる ことで  熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ  ほほえんで」
この映画のテーマは、この歌詞そのままでした。
(しかし「アンパンマン」の歌、子どものための歌とは思えない
深い内容の歌詞なんですよね。。驚きです。。素晴らしい。。)

 40年以上も改良し続けた愛車が、
一体、どれほどのスピードを出せるのか試してみたい。
その一念で金をかき集めアメリカへ渡ります。
平らな直線が続く平原は、世界でも少ないのですね。
そんな数少ない平原で行われるスピード競争に挑戦する
主人公が描かれています。
たとえ命の危険があっても、挑戦しないまま人生を終わらせたくないと
63歳でレースに挑みます。
何と言っても清々しいのは、この映画には悪い人が出てこないのですね。
皆、マンローに会うと、親切にせずにいられなくなってしまう。
女性なら愛さずにいられなくなってしまう。
嬉々として演じているアンソニー・ホプキンスを見ていると
不思議に皆がそうなってしまうのも納得なんです。
純粋さに打たれてしまいます。

 演出も妙な技巧や、観客に媚びる構成もなくストレートそのもの。
後味の良い映画に仕上がっています。




他にもコラムにはテーマ別に色々な記事が掲載されています。是非、ご覧下さい。
【映像・メディア】 【儲けのヒント】 【お楽しみはこれからだ】 【日々更新】