07年3月9日
朝日新聞によると、経営再建中の電機大手・三洋電機に、
1900億円の損失を過小評価し、多額粉飾の疑いが、
かけられています。
半導体や液晶パネルの製造をしている子会社、
関連会社の業績が振るわないようなのですが、
高度成長を支えたモノ作りのビジネスモデルに、
限界が近づいているのかも知れません。
一方、大手自動車メーカー・ホンダの経営陣は、
自動車メーカーの再編によって、年間生産台数が400万台以上無いと
生き残れないとするマスコミの見方に否定的で、
自主独立路線を貫ぬいています。
大企業でありながら、規模の拡大による競争力の強化では、
今からの時代は生き残れないと、我が道を行く選択をしているようです。
皆と一緒にいる安心感よりも、地獄への道連れを
恐れているのかも知れません。