07年2月20日
厚生労働省の研究班(主任研究者=
津金昌一郎 国立がんセンター予防研究部長)は
全国10府県の40~69歳の女性5万5000人を対象に、90年と93年、
体格や出産経験などを聞き、約10年間にわたって追跡調査した結果、
出産経験のないグループは、ある人に比べて乳がんのリスクが1.9倍、
閉経した年齢でみると、「54歳以上」が「48歳未満」の2倍、
初潮を迎えた年齢が「14歳未満」は、「16歳以上」の4倍で、
女性ホルモンの分泌が影響している可能性があると言います。
また身長でみると、「160センチ以上」が「148センチ以下」に比べ、
閉経前で1.5倍、閉経後で2.4倍で、
栄養状態などが関係しているとみられます。
また閉経後の女性では、体格指数(BMI)が高く太っているほど
ガンは多いそう。
でも、そんなこと言われても太ってない方がイイぐらいなもんで
どうしようもねえ。。。困ってしまいますよね。
ただ、リスク管理が予防医療に繋がるような仕組み作りを
医療行政、医療業界が一体となって構築できれば、
乳ガンの心配が減るのかと思います。