07年2月8日
ネットカフェというと危ないイメージもありましたが
朝日新聞の記事によると、業界を挙げてイメージチェンジを
図っているそうです。
例えば会員の登録情報によって未成年を有害サイトから切り離すとか
なるべく個室を少なくして死角の少ない空間にするとか、
ビリヤードや高酸素ルームなどを導入して癒やしの空間づくりをする等
犯罪、非行の温床といった厳しい視線を解消して、
顧客を広げているそうです。
考えてみれば時代にかなった「ネットカフェ」という切り口から入り
楽しい空間作りに展開を広げれば、既存のサービスにはない
魅力を生み出す可能性はあるわけで、危ないイメージも
今や昔となる日も近いのかも知れません。
日本複合カフェ協会によると、昨年9月末現在で
全国の漫画喫茶・ネットカフェは2737店、市場規模は約2000億円。
4年間で約730店増えたそうで、5年後には4000店を突破すると
協会では推計しています。
シャワールームのある店は、ホテル代わりに使う客から重宝されている
そうですが、ビリヤードやダーツで遊べたり、マッサージルームや
ネイルサロン、高酸素ルームなどがあったり、
サービスの多様化が展開を広げるカギになるのでしょう。
ただし、飽きられてしまうと、あっという間に客は去ってしまいますから、
いっときの流行のならずに済むのか、
サービスの質は当然、問われ続けるものと思います。
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