07年1月23日
法案提出を見送ったのは名前が悪かったから。
一定条件の社員を労働時間規制から外す
「ホワイトカラー・エグゼンプション」を巡り、
導入を推進してきた経済界で
そんな「敗因分析」が広まっているそうです。
「残業代ゼロ法案なんて名前を付けられた時点で
ダメだった」との声です。
そりゃそうですよね。残業代は払わない!という一面だけが
一人歩きしては支持はされませんね。
ただ、人々の働き方が、働き方に対する考え方が、
大きく変化していることは事実だと思います。
それを労組側が「残業代がゼロになる本質をごまかすもの」
という捉え方だけで、現状にしがみついているのも
時代の変化を見過ごす非常に危うい行動だと思います。