07年1月22日
即席めんを発明した日清食品の創業者・安藤百福さんが5日に亡くなりました。
「労働者階級のための安くて、きちんとした食べ物」を追求したと
アメリカのニューヨーク・タイムズは、たたえる社説を掲載しました。
世界には、まだ日々の食事を満足に摂れない人々が
沢山いますが、即席めんによってどれだけ救われていることか。
それを考えると、本当に素晴らしい仕事をされたと思います。
一方、大手菓子メーカー・不二家、
次々と発覚する不祥事が止まりません。
三菱ふそうトラック・バスも、2004年に行った大規模リコールの際、
交換用の部品として用いられた新型部品から、破断や亀裂が相次いで発覚。
結局、社会問題にまでなったのに、不祥事が生まれる社内体質は
変えられないのでしょうか?
日本発の素晴らしい商品は、数え切れないほどあったと思います。
しかし、そうした商品を生んできた企業からも、
不祥事が止めどもなく出てきているのならば、
旧来の仕組みそのものが、時代に合わなくなっているのかも知れません。