06年11月14日

 あまりの馬鹿馬鹿しさに呆れちゃうと思います。でも、面白いです。

 
 とにかく、あまりに!あまりの!スーパーお馬鹿さん映画です。
 
 でも映画館に行って驚いたのは、観客が女性グループ主体だったこと。
女性の二人連れやグループが目立ち、男女のカップルや一人で見に来た男性は
少なかったのです。(どうしてだろう?ポスターのせい?美しき誤解?何を期待して?)
 
 映画が終わった後、私の後ろには女性たちが並んでいたのですが
(中年の4人グループ)声も出ないようで、沈黙が続いていました。
つまりあまりの馬鹿馬鹿しさに呆れていたのです。
 
 簡単に内容を紹介すれば「傾きかけた修道院を救うため、
メキシカン・プロレス(ルチャ・リブレ)の覆面レスラーとして奮闘する
心優しきダメ男の活躍を描く」というもの。
 
 この映画の面白さが判るには、ちょっと多めに、
B級含め映画を観ていないと難しいかも知れません。
久しぶりに会った友だちと映画でも楽しもう、
というには無理があるかも知れません。
 
 あのお馬鹿さんな世界に浸るには、ちょっとした映画遍歴が必要です。
サイレント時代のコメディのスタイル、空気があるように思います。
つまり台詞ではなく、肉体の面白さ、アクションの面白さが
前面に押し出されているのです。それにはプロレスという題材は最適ですよね。
でも私たちは言葉による笑いに慣らされていますから、
ストレートには響きにくいのです。(本来的には変ですが。。。)
 
 でも、キートンやチャップリン、クレイジーキャッツの
ナンセンスな笑いなどを観たことがあれば、
「ナチョ・リブレ」の世界を楽しみやすいと思います。
 
 映像は意外や意外、見方によればスタイリッシュ。
原色を強調した色彩も狙い澄ましたもの。
メキシコをいかにもメキシコらしく魅力的に描いています。
 
 音楽もよかった。全編にメキシコらしさ満載です。
(行ったこと無いわけですが、納得させる架空の世界を作っています。)
 
 「スクール・オブ・ロック」ではじけた主演のジャック・ブラックは、
全く独自の空間を作るのに成功しています。
また、よくぞ変な出演者たちを集めてきたモノです。
だからこそシスター役のアナ・デ・ラ・レゲラの美しさは際立ちます。
でも、その美しいシスターと深夜二人でトーストを食べるシーンは、
余りにも可笑しすぎる。
 
 リアリズムが主流の今、全てがあり得ない世界を構築するのに
成功しています。全てがあり得ない世界だからこそ
スッキリ観られるような気もします。
 
 ちょっとした映画遍歴が必要などと書きましたが、
これを映画遍歴のスタートにすれば良いのかも?
やっぱりオススメの一遍です。

 

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