０６年６月１４日

　先日、東京ビッグサイトから都心に戻るのにゆりかもめで９分、
豊洲で有楽町線に乗り換えて来ました。

　首都圏の開発では豊洲が今後
ぐ～んと注目されると思います。
　人気のベイエリアですが
お台場はやはり交通の便が今ひとつ。
都心に距離は近いのにまだまだ不便です。
　ところが豊洲から都心へは直線で有楽町線が
伸びているので距離以上に近いのです。


　銀座一丁目まで５分、有楽町まで７分、
市ヶ谷まで１４分、池袋まで２６分。
さすがに池袋、新宿、渋谷側へは近いと
言えませんが、有楽町や銀座が１０分以内というのは
お台場に比べ完全に優位です。

　２００１年にオープンした晴海トリトンスクエア。
その再開発の様子を当時テレビ番組で取材したのですが
その時、豊洲の再開発計画を知りました。
当時は、まだまだ先という印象で実感がありませんでしたが
ロケーションの良さは魅力的と思いました。

　晴海の場合、歩けば銀座が意外と近いのですが
大江戸線では勝どきで乗ると、築地、大門へと行ってしまい
直線で都心へと入って行かないのです。

　また開発の中心はドッグを持っていた石川島播磨。
計画の途中で破綻することはないだろうという安心感が
周辺の開発にも勢いをつけていると思います。

　確かに今は殺風景な埋め立て地ということは否めません。
でも、品川、新橋・汐留の開発がお台場や桜木町に比べ
密度が濃いのは、ロケーションの良さにもあるのでは？
となると豊洲のロケーションはまだまだ光る可能性があります。

　ベイエリアという立地を活かし水際の魅力を生かした
職・住・遊が混在した計画だったと思います。
首都圏を代表する再開発の成功事例に
一躍躍り出る可能性もあるこの一帯から目は離せません。

 

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