06年9月17日

 映像の力と共に、数字の力が大きいと言うこと。

それはご理解いただいていると思います。
 
 ただし、それが判っているからこそ、
都合良く利用する、利用されることが多いのも、数字の力です。
 
 特に顕著なのがマスコミで、自分たちが言いたいことを
補足する為には利用しますが、反対のデータは、ほぼ黙殺されます。
 
 最近の例では飲酒運転についてです。
福岡の痛ましい事故をきっかけに、
飲酒運転が厳しくマスコミに取り上げられています。
 
 勿論、飲酒運転が良いなど、とんでも無いことで、
公務員ならば即刻クビを覚悟すべきでしょう。
しかし、飲酒運転が増えているようなイメージの報道が
多すぎないでしょうか?
現実には、かなり減っているのです。
 
 ここに数字を出してみましょう。
日本損害保険協会のHPから引用しました。
 
飲酒事故件数=交通事故総数=飲酒事故率
1996  21,628  735,188  2.9%
1997  21,289  746,307  2.9%
1998  21,060  771,026  2.7%
1999  21,602  815,812  2.6%
2000  26,280  888,124  3.0%
2001  25,400  903,113  2.8%
2002  20,328  890,053  2.3%
2003  16,374  899,961  1.8%
2004  15,178  927,817  1.6%
2005  13,875  883,564  1.6%
 
 どうでしょう。2000年をピークに明らかに減っています。
半減しています。
 
 飲酒運転の大型トラックに追突され幼児2人が死亡した事故
などをきっかけに、2002年6月、改正道路交通法が施行。
酒気帯び運転の取り締まり基準が、呼気1リットル当たり
アルコール濃度0.25ミリグラム以上から0.15ミリグラム以上と厳しくなり、
罰則が強化されたことで飲酒による事故は減少しているのです。
 
 罰則強化による飲酒運転の抑止効果にかげりが見られるのは、
事実のようですが、いかにも飲酒運転が増えているような報道は、
いかがなものかと思います。
 
 減少しているとはいえ飲酒運転はゼロを目指すべき課題です。
ところが減少している事実を黙殺しては、
更に罰則強化という意見も多く出ることでしょう。
罰則強化による飲酒運転の抑止効果にかげりが見える中、
どうやって減らしていくか議論すべきなのに・・・
 
 数字の力、映像の力、共に十分理解しつつ、
いかに正しく利用していくべきか考えるべきでしょう。
 
 
 

他にもコラムにはテーマ別に色々な記事が掲載されています。是非、ご覧下さい。

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