06年08月17日
「10分1000円」短時間、低価格のヘアカットサービスで
店舗網約340店、年間利用客数950万人と拡大を続けているQBハウス。
オリックスが買収し、株式公開を目指すという話題でも今、注目を集めています。
駅の構内にも数多く出店していますし、
ご存じの方、ご利用されている方も多いと思います。
創業間もない頃、創業者の小西会長を取材したことがあり、
それ以後、乗り換えの時など、たまに利用もしています。
「うちの店は高いんです。10分1000円ということは、
1時間で6000円。1時間6000円取る理容師は少ないと思いますよ。」
発想の転換とよく言われますが、
小西会長の考えたことは正に「発想の転換」そのものでした。
さて先日、渋谷のQBハウスに入ると
並んで待つ椅子の先にA4ぐらいの紙に書かれた
ビジネス書の紹介が貼ってありました。
340店舗全てではなく、渋谷店のみの貼り紙みたいに見えました。
何かの縁があって貼ってあったのでしょう。
でも、ビジネスマンが多いQBハウスの客層を考えると、
ビジネス書の紹介を壁に貼るという効果は意外に高いのではないでしょうか。
モニターがカットする席の前に置かれ
全国のQBハウスの店舗紹介が流れている店もありますが
良いアイデアですよね。
カットの時は雑誌なども読みにくいですし
前にモニターが置かれていれば見てしまいます。
メディアというとテレビや新聞をイメージしますが
床屋さんだってメディアなんだと考えれば、
情報を伝える方法は多彩に考えられます。
企業にとって商品やサービスを伝える手段はとても大切です。
チラシを使うのか、DMを使うのか。
中年の管理職にアピールしたいのに、
若いお嬢さんにその情報が届いても仕方ありません。
メディアとはマスコミ。と決めつけず柔軟に街を見ていけば、
電車の車体もメディアですし、
レストランのトイレもメディアと見ることができます。
(確か広告代理店で扱っている会社のHPを見たことがあります。)
話題性も加味され情報が伝達していくと、
更に良いことは言うまでもありません。
パブリシティに結びつく方法を考えるのも一つの手段です。
他にもコラムにはテーマ別に色々な記事が掲載されています。是非、ご覧下さい。
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