06年07月10日
ディズニーランドがあるカリフォルニア州で、アニメ・エキスポが開かれ、コスプレや着ぐるみの高校生ら4万4000人が、日本の映画版「電車男」の上映に歓喜したそうです。
日本と全く変わりないのが驚きです。
アメリカの高校生活は人気度でヒエラルキー(階層)が決まると言って過言ではないそうで、一番人気はフットボール選手やチアリーダー、アニメや漫画、コンピューターゲームに没頭するアメリカ版のオタクは「ギーク」と呼ばれ、最下層と言います。
しかし、彼らに言わせれば「アメリカのコミックは勧善懲悪でマッチョすぎ。日本のアニメや漫画の登場人物は血を流し、泣く。ヒーローにも暗い側面があり、悪者にも戦う理由がある」。みんながフットボール選手やチアリーダーになれるわけがないのに、ギークたちの気持ちに応えるアニメや漫画がアメリカにはないのでしょう。そこを日本製のアニメやマンガが補っているのだと思います。
マーケティング先進国アメリカですら、人気の主人公は・・・という、一面的なとらえ方をしているのですから、まだまだ人の多様性を見ていけば新しい消費者像が発見できる余地は残されているのでしょう。
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