06年6月17日

 久しぶりに村上春樹のエッセイを手にしました。

 
 なんとなく楽しく読めるんですよね。
村上春樹のエッセイって。
 
 小説も結構読みましたが、
同じように独特の軽さが良いのでしょうか。
私は好きです。
 
 実に巧妙に内容が無いようでいて、
時代をしっかり捕らえている。
でも、あくまでも軽く、軽く、軽く。
もしくは、軽いように、軽いように、軽いように。
 
 「村上ラヂオ」で紹介されているのですが
ドイツの公開テレビ番組で
村上春樹の「国境の南、太陽の西」が取り上げられ
レフラー女史という文芸評論家が
「これは文学ではない。文学的ファーストフードに過ぎない。」
と怒ってしまい、司会者が熱く著者を弁護したら、
こんな不愉快な番組は降板すると
12年もレギュラー・コメンテーターを務めていたのに
降りてしまったとか。
 
 村上さんはどう思いますかと
ドイツの新聞社から手紙が来たそうですが、
このレフラー女史が怒るのもわかるなぁ〜。
 
 文学なのか否か論争になるところが
村上春樹の新しさなのでしょう。

 
 でも、人気のもう一つのワケは
実にわかりやすいところにあると思います。
 
「このあいだ、セントラルパークをジョギングしていたら・・・」
「澄み切ったロードス島の空の上で・・・」
「僕はイタリアに住んでいたときに運転免許をとって、・・・」
「ストックホルムのレコード屋の親父は、・・・」
「僕がボストン郊外にある〜よくドーナッツを・・・」
「大連の動物園に行ったとき・・・」
 
 エッセイのあちらこちらに
こんな記述が溢れています。
自由に世界中を行き来するこんな生活、誰でも憧れますよね。
ホントにしたいのか?と問われると
それはそれで大変そうだから、そうでもないけど
憧れを具体的なエピソードで見せてくれるところが
楽しいのだと思います。

 

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